FXでリターンの大きい通貨はリスクもある

g764334h 日本にいるとあまり意識しないかもしれませんが、世界には様々な国がありそれぞれの国で使われている通貨が存在しています。外国為替証拠金取引、通称FXはその名前の通り外国通貨を売買する取引ですから多くの外国通貨を扱っています。そして取り扱われている通貨の中でも高い金利の通貨は、多くのトレーダーが取引してみたいと興味惹かれるものでもあります。

日本の円は超低金利とも言われているほどですが、どうして外国には高い金利の通貨が存在するのでしょうか。この辺を曖昧のままにして取引してしまうと、後で痛い目を見ることにもなりますので注意しておかなければなりません。

金利が高い金融商品はもちろん大きな利益を得るチャンスも高いのですが、逆に言えば伴うリスクも高くなります。FXにおいてもそれは例外ではありません。おいしい話だけではないということを最初から頭に入れておけば、高い金利の通貨の取引だけに惹かれてしまうこともないかもしれません。

FXで取り扱われている高い金利の通貨は、多くが新興国などの今まさに経済成長過程にいる勢いのある国などです。経済成長が著しく好景気なので金利が高くなるのも理由の一つなのですが、反面リスクもあるため金利を高くしその国の通貨が売れるようにしているのです。新興国などの国々は現在は好景気でも、何かのきっかけで経済面が崩れるとみるみるうちに通貨の暴落、更に悪く言えば価値もなくなってしまうようなことにも為りかねません。金利の高い通貨=ハイリスクでもあるという点をまずは押さえておきましょう。

高い金利の通貨にリスクが伴う具体的な理由には様々な要因があります。自然災害や突然起きてしまう内戦や紛争、隣国の戦争などに巻き込まれてしまったり、国の借金でインフレになり通貨の価値がなくなってしまうなど、何らかのきっかけがあるとガラガラと崩れてしまう危険性があるのが高金利の通貨なのです。そして崩壊の度合いは凄まじく速く、持ちこたえられないためハイリスクとされているわけです。(但し金利が高い通貨が全てに危険性があるというわけではなく、あくまでも一般論としてです。)

FXでレバレッジを何十倍にもして金利の高い通貨を取引するなど、何の裏づけも根拠もないまま実践するのはとても危険です。FXで損失をできるだけ出さないためには、このような賭けにも似た取引をしないということです。実際にアジア通貨危機や、アルゼンチンの経済が困窮する事態は起きており、国が破綻するレベルにまでいっているのです。金利の高い通貨を取引する際には、じっくりと国の情勢や経済状況などを調べてから行うことと、あまり大きな投資額にせず様子を見ながら慎重に取引するようにしましょう。